プラタナスの枯葉はあまり舞わない

2016年 11月24日

 フォーラムミカサ エコ会場前外堀通りの街路樹(高木)は、鈴懸の木(プラタナス)。会場近くの司町交差点でこの通りと交差している神田警察通りの街路樹(高木)は銀杏(イチョウ)。共に見事な並木通りを形成して通りの景観を良くし、街に自然の潤いをもたらしています。 
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                                                まだまだ緑が濃いイチョウの葉  11月16日
 この両街路樹は落葉樹ですが、その様相や管理の仕方は実に対照的。
 会場付近の神田警察通りのイチョウは例年4月の上旬ころ芽吹き、3週間くらいで葉が出そろいます。落葉が始まる時期は郊外地区よりかなり遅れ、12月中旬くらいからでしょうか。都心のヒートアイランド現象によるものです。葉が落ちきるのは年明けの1月。年によっては1月の下旬になっても黄色い葉が残っていることもあります。
 4月に発芽するので、イチョウの木に葉がないのはほんの2ヶ月くらい。

 イチョウの葉が落ち始めると街路には黄色い葉が散乱しますが、葉が軽いので外堀通り沿いの会場ビル前にもその影響が及びます。会場一階のエントランスは入口が高いのでイチョウの葉がかなり舞い込みます。それを靴で踏んだ方が会場に入ると、会場のタイルカーペットがかなり汚れます。カーペットの繊維に入り込んだイチョウの葉の欠片を掃除機で取り除くのはかなりの難儀ですが、毎年のことなので慣れました。

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DSC_0003            本日(11月24日)東京は54年ぶりに11月の初雪となりました。

%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%bf%e3%83%8a%e3%82%b9%e3%81%ae%e8%91%89 プラタナスは葉が大きいので、落葉が多くなれば道路の景観が悪化し、排水溝のつまりやスリップ事故が起きやすくなるのでしょう。強剪定はおそらくこのような事態を想定した処置だと思いますが、毎年剪定後の殺風景を見るにつけ、もっと違うやり方があるのではないかと考えてしまいます。
 行政サービスだけを当てにせず、落葉の時期になると道路沿いの住民や企業が協力して落ち葉を拾えば、自然落葉に近いような状況が造りだせるような気がします。地域の人々の協力による人海戦術です。降雪時の雪かきを思えばできないことはないと考えます。

 街路樹のイチョウは放置型なのにプラタナスは管理型。それにしても、あれだけの仕打ちを受けても翌年また枝を伸ばし芽吹いてくるプラタナスの生命力は凄い!

 

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